冬にもスムージーで冷え性対策!生姜効果で身体の芯から温まるスムージーレシピ

寒い日には温かい飲み物が恋しくなりますね。特に冬場は冷たいスムージーなんて身体が冷えてしまいそう…と思いがちですが、実は乾燥した寒い季節、不足したビタミンやミネラルを補充するにはスムージーがもってこいなんです。

そこで、今回はちょっとした工夫で「体がぽかぽかスムージー」に変身させられる食材とレシピをご紹介いたします。

体を温めるスムージーに合う食材

冬でもスムージーに入れても合う「体を温める材料」をご紹介します。

シナモン抗酸化作用や抗炎症作用があり、毛細血管の修復で生活習慣病の予防効果
ビタミン、ミネラルが多く、ビタミンCが多く、渋皮には抗酸化作用のあるタンニンも含まれている。栗の豊富なビタミンCは熱に強く、調理しても損なわれないため、栗ご飯はとても理にかなう料理
人参βーカロテンの抗酸化作用は体の抵抗力を高めると同時に感染症、がん予防の効果がある。またβーカロテンはその一部がビタミンAに変化し、眼精疲労に効果、 皮膚を丈夫にする。その他、造血作用、冷え性や貧血になどの効果もある
ゆず血行促進作用や新陳代謝を促すリモネンの精油成分が豊富でリウマチや関節痛の緩和効果。果皮にはビタミンCが含まれているので冷え性や肌荒れに効き、香りは紅茶や汁物によく合う
くず湯「葛根湯」の成分でもある葛粉の「イソフラボン誘導体」で風邪の症状である解熱、鎮痙鎮痛効果、滋養強壮、とろみのあるでんぷん質は身体を温める作用などがある
あんず果肉にβ-カロテンが多く、カリウム、リンゴ酸、クエン酸なども含まれていて特に冷え性に効く。干しあんずは生のあんずより果糖が多く、食べてすぐにエネルギーになるため疲労回復の効果がある
生姜ジンゲロールで殺菌、消炎作用や鎮静作用があり、風諸症状予防効果。ショウガオールの働きで中性脂肪、悪玉コレステロールの増加防止

ポイントは体が温まる材料を「ひとかけ」入れること

通常のスムージーに上記の「体を温める食材」をほんのひとかけ入れるだけで、フルーツのビタミンとの相乗効果をもたらします。時に冬の朝や就寝前や、もちろん冷たいものを欲す夏にもぽかぽかになり、体のバランスが整います。

今回は、特に生姜の効果を生かしたスムージーのレシピを3点ご紹介します。

生姜の効果は

生姜は古くから、さまざまな漢方薬の素材として取り入れられてきました。現在も、病院やクリニックで処方される漢方薬のうち、7割以上に「生姜」「乾姜」と呼ばれる生姜が配合されています。

生姜によって体が温まると、体全体の臓器の働きもよくなり、 たまっていた体の余分な水分が排出されます。体を温めて冷えを取り除く作用と、体内の余分な水分を取り除く作用が期待できます。

生姜の入ったものを飲めば、体がぽかぽかしてきます。血行がよくなり、新陳代謝が促され、尿や便を促して、体の中がきれいになります。また生姜は腸管の働きをよくしますので、食べ物の消化をよくし、腸にたまったガスを排出させたりもします。

独特の辛味と香りの成分は、すぐれた薬効を持っています。

辛味の成分は、ジンゲロンとショウガオールで、独特な香りはシネオール、ジンンギロベールなど の精油成分です。これらの成分は、唾液の分泌をよくして食欲増進や発汗作用保湿作用があるので、風邪の初期にぴったりです。しかし、生姜は胃を刺激すますので、胃があれやすい人は、摂りすぎに注意しましょう。

冷え性対策の3つのスムージーのレシピ

爽やかで美味しいスムージーに体を温める「生姜」を使ったレシピを考えました。

生姜とシナモンを使ったさっぱりスムージー

材料 2人分

  • グレープフルーツ 2個(搾る)
  • りんご 1個(皮ごとスライス)
  • 生姜 一欠け(搾る)
  • シナモン (出来上がってかける)

以上の材料をミキサーにかけます。

身体を温める食材や、ビタミン・ミネラルなどを豊富に摂ることで代謝アップにもつながります。スムージーに生姜を加えれば、身体が温まるスムージーが手軽にできます。


ビタミンCが豊富!ミックスフルーツスムージー(下のコップ)

材料 2人分

  • 生姜 ひとかけ(擦って絞る)
  • いちご 5個
  • キウイ 1個
  • オレンジ2個(絞る)

オレンジを搾った後、いちご、キウイ、生姜汁と一緒にミキサーにかけるだけ。

口あたりは、トロッとしています。生姜は絞って入れるとバランスよく香りが広がり、体の中がじわーっとぽかぽかになります。キウイは種から苦味がでるので、最後にミキサーに入れてちょっとだけ回すのがおすすめです。

快調!お肌ツルツルスムージー(上のコップ)

材料 2人分

  • 生姜 ひとかけ(擦って絞る)
  • 人参(皮のまま) 1本
  • リンゴ(皮をむく) 1個
  • れもん 大さじ1杯(絞る)

人参とりんごはジューサーにかけ、最後にレモンの絞り汁と生姜汁を入れて最後に軽く混ぜます。

さっぱりとした味なので毎日飲むのにおススメです。リンゴのビタミンAはお肌に良く、人参のペクチン便秘の予防になります。生姜を入れることによりさらに体に良いスムージーの出来上がりです。

スムージーを毎日の習慣に

いかがでしたか。

自分の好きなフルーツを選び、爽やで体に良い習慣を作りたいですね。普段のスムージーにほんの少しの生姜や体が温まる食材を意識的に取り入れるだけで毎日の健康につながります。ぜひ、試してみてはいかがでしょうか。

 

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この記事の執筆者管理栄養士亀崎智子 (かめざき・さとこ)「食べ方」と「出し方」をお伝えするかめごはんの料理教室を主宰。昔ながら季節の手仕事や発酵食品、オーガニック食品などの取り入れ方が得意。マスターファスティ[…]

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