白湯

朝一白湯(さゆ)習慣で健康管理してみませんか?白湯の効果や作り方について

この記事の執筆者

管理栄養士-亀崎智子
管理栄養士
亀崎智子 (かめざき・さとこ)
「食べ方」と「出し方」をお伝えするかめごはんの料理教室を主宰。昔ながら季節の手仕事や発酵食品、オーガニック食品などの取り入れ方が得意。マスターファスティングコンシェルジュ
◎ 公式サイト kamegohan.com

一時期ブームにもなった白湯さゆ

健康や美容に対して興味がある人は、白湯を日々の生活に取り入れているという人も多いかもしれません。

一方で、白湯=ただのお湯というイメージを抱いている人も多いはず。

そこで、今回は白湯を取り入れると体にどんな変化が起こるのか?そして、正しい取り入れ方についてご紹介します。

そもそも白湯ってどんな飲み物?

白湯とは

白湯は沸騰させた水を飲めるくらいの温かさまでに冷ましたもののことをいいます。

その起源は、古代インドの伝承医学でもあるアーユルヴェーダにて行われる健康方法のひとつであるといわれています。5000年以上前から、体のバランスを整えるためには最適なものとされて、1日の理想的な暮らし方の手段のひとつとして受け継がれています。

冷たい水では、体の内から冷やしてしまうことになりますが、温かい白湯を飲むことで内臓を冷やさずに温めることができるのです。

また、アーユルヴェーダでは、『水』+『火(にかける)』+『風(沸騰させて、空気に触れさせる)』の3ステップを踏む白湯は、デトックス効果が期待できるといわれています。

私たちの体の約60%は水からできています。そのため、脱水症状を起こしてしまわないためにも、厚生労働省でも白湯ではなく、水ですがこまめな水分補給の大切さが推奨されています。

■ 参考:厚生労働省「健康のため水を飲もう」推進運動

白湯は健康・美容には欠かせない?白湯の効果について

白湯の効果

朝一白湯を習慣化することで、私たちの体にとって嬉しい変化がきっと起こるはずなので、詳しく紹介していきますね。

代謝アップ

朝は寝ている間に汗をかくことで、体の水分が減ってしまうとともに、体温が下がってしまっている状態です。そんな状態の時に、温かい白湯を飲むことで、内臓から温められます。そのため、代謝機能のアップが期待できるのです。

また、代謝がアップすると、脂肪が蓄積されるのを防ぐことも可能になるので、ダイエット効果もでるかもしれませんね。

ただし、持続性は決して高くないので、白湯だけに頼り過ぎないように注意は必要です。

免疫力アップ

体温が1℃下がると免疫力は30%低下して、1℃上がると一時的にではありますが、約5~6倍上がるといわれています。

そのため、温かい白湯を飲むことは、内臓を温めて体温を一時的にはなりますが、上げることで、免疫細胞の働きを活発にして、元気な体作りのサポートを期待できるのです。

便秘改善

便秘の原因もさまざまあるので、一概にいえません。しかし、水分不足により、便が固くなってしまい起きている便秘に関しては、白湯を飲むことで、固かった便が水分を吸収して柔らかくなり、排便されるということはあるでしょう。

美肌効果

代謝アップすると、体全体に流れる血液の流れもよくなります。体の隅々までしっかりと血液が流れるということは、体外への老廃物などの排出もスムーズに行われます。体の中に老廃物が蓄積されなくなるということは血液もキレイになりサラサラになります。その結果として、美肌も期待できるのです。

簡単にできる白湯の作り方

白湯の作り方

電気ケトルや電子レンジなどが早くて手軽ということで、使いたくなってしまうと思いますが、水の持っているエネルギーを台無しにしてしまうともいわれています。

そのため、少し時間と手間もかかってしまいますが、やかんを使用して白湯を作ってみましょう。

やかんに水を入れて、強火にかけて沸騰させる。

沸騰したら、蓋を取り外して、湯気が上がるようにする。

火を少し弱くして、ぶくぶくなっている状態で10~15分沸騰させ続ける。

火を止めて、飲める温度になるまで冷ます。飲める温度になったらできあがり。

白湯の正しい飲み方

白湯の飲み方

白湯を飲むことによって、いろいろと体の変化を感じたいのであれば、実は、飲み方にポイントがあるのです。

せっかく白湯を飲むのであれば、そのポイントを押さえてから飲むとよいでしょう。

1.50~60℃位までに冷ましてから飲みましょう。

熱すぎても冷えすぎてもよくありません。人肌よりも少し熱いをイメージしてあげるとよいかもしれませんね。

2.すすりながらゆっくり飲みましょう。

白湯は決して、一気飲みしてはいけません。一気に、胃の中に入ってしまうと、胃液が薄まってしまうことで、消化吸収のお仕事の邪魔をしてしまうことになってしまいます。そのため、10~20分くらい時間をかけながら、すするように飲んであげることがおすすめですよ。

3.1回に飲む量は200㎖くらいまでに抑えましょう。

白湯は水だからと言って、いくらでも飲んでよいというわけでは、決してありません。飲み過ぎてしまうと、デトックス効果もあると言われる白湯は、胃や腸をキレイにお掃除してくれる働きがあることから、必要な栄養素も洗い流してしまう危険性もあるのです。

白湯を飲む時に気をつけたいポイント

① 水で薄めない。

熱々の白湯を早く飲みたいということで、水で薄めて飲みたいという人もいるかもしれません。しかし、できればそれは避けてもらいたいです。せっかく、沸騰させて塩素を取り除いたにも関わらず、水で冷ますとまた、塩素が入ってしまうので、避けましょう。

② 電気ケトルや電子レンジはできれば避ける。

手軽に作れるで使いたい人も多いかもしれませんが、水のエネルギーをしっかりと受け取ることができないので、ちょっと一手間かけて、やかんで沸騰させましょう。

③ 1日1回なら寝起き。2回なら寝起きと寝る前。

朝寝起きにコップ1杯を10~20分時間かけながら飲んであげることで、体の中から温まり、朝から活動的に動くことができますよ。

また、就寝前に飲むことで、体が温まり、スムーズに入眠することができます。睡眠の質を上げることができるでしょう。ただし、飲み過ぎてしまうと、トイレが近くなってしまうので、コップ1杯までにとどめておきましょう。

朝1杯の白湯で元気な体をゲットしよう

お金もかけずに、沸騰させることで作ることができる白湯。朝寝起き1杯飲むだけで、体の内から外から元気になるためのサポートをしてくれます。0(ゼロ)円健康・美容の白湯生活はすぐにでも始めることができるので、まずは明日からスタートしてみてはどうでしょうか?

あなたの体がきっと変わるはずですよ!

 

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