朝晩の気温差が激しい初秋には、血圧の変動が起きたり、一日中眠たかったり、だるかったり、体調を崩しやすいです。体調管理の難しい時には、メリハリのある生活を心がけながら美味しくて身体に嬉しい手作りドリンクをおすすめします。
今回は、ホットにしたり、氷水で割ったり、炭酸で割ってジンジャーエールにもできる手作りジンジャーエールシロップのレシピや効能についてご紹介します。
生姜シロップを作っておくと一年中重宝しますよ!
手作りジンジャーエール「生姜と蜂蜜」の効果
生姜の効果
生姜は古くから、さまざまな漢方薬の素材として取り入れられてきました。 現在も病院やクリニックで処方される漢方薬のうち、7割以上に「生姜」「乾姜」と呼ばれる生姜が配合されています。
生姜には体を温めて冷えを取り除く作用と、体内の余分な水分を取り除く働きがありますので、生姜の入ったものを飲めば、体がぽかぽかと血行がよくなり新陳代謝が促されます。
生姜の独特の辛味と香りの成分は、優れた薬効を持っています。辛味の成分は、ジンゲロンとショウガオール、独特な香りは、シネオール、ジンギロベールなどの精油成分です。これらの成分は、唾液の分泌をよくして食欲増進や発汗作用保湿作用があるので、風邪の初期にぴったりなのです。また胃液の分泌を良くして消化を助ける働きや、内臓の働きを活発化し、体調を整える効果があります。
冷房のきいた部屋に長時間いたり、冷たい飲み物や食べ物を摂ることが多い夏には、身体の芯が冷えがちで胃腸も弱くなり夏バテの原因にもなりますが、生姜の効果は嬉しいですね。さらに、生姜は、抗菌作用、抗炎症作用がありますから、喉の痛みや咳を鎮めたり熱を下げる作用もあります。しかし、生姜は胃を刺激すますので胃があれやすい人は、摂りすぎに注意しましょう。
蜂蜜(はちみつ)の効果
蜂蜜は、生活習慣病、疲労回復、幼児の栄養保持、長寿に密接な関係があります。ビタミンC、K、B1、B2、B6、葉酸、ニコチン酸、微量ミネラルを含んでいます。老化防止に役立つパントテン酸や貧血に効果のある鉄、気分をゆったりさせるマグネシウムも含有し、昔から不老長寿の薬と言われてきました。
※ 蜂蜜の効果的な利用方法
はちみつは、レモンと混ぜてお湯や水で割ると、疲労回復に最適な飲み物になります。空気中の水分を吸収溶解する性質もあります。
手作りジンジャーエール シロップのレシピ
手作りジンジャエール シロップの材料
- はちみつ 250g
- レモン 1個(国産)
- 生姜 50gぐらい

簡単ジンジャーエールシロップのレシピ
- 煮沸消毒した瓶を準備します。
- レモンをよく洗って拭いて、皮ごとスライスして瓶に入れます。
- 生姜もよく洗って3分の2ぐらいはスライス、残り3分の1はおろして搾って瓶に入れます。(お好みで搾る量を調整してください)
- はちみつを入れ、生姜とレモンを漬け込みます。
この量でしたら、3~4日間、美味しく飲める量です。炭酸水で割ればフレッシュな「手作りのジンジャエール」に!お湯で割れば、ホットな蜂蜜生姜で体の冷え対策にもなります!
出来上がったジンジャエールに、少し酵素ドリンクを入れてもとっても元気がでますよ。簡単で身体に嬉しい手作りジンジャーエールシロップを常備して疲れた時にいかがでしょうか。