アボカドには食物繊維やビタミンEがたっぷりで、意外なほど抗酸化作用(体をサビさせない・老化を防ぐ)や、解毒効果があります。
アボカドは手作りのスムージーの材料に使うのもおすすめですが、今日はアボカドディップをご紹介します!
最強の解毒果物「アボカド」
強力な抗酸化力を持つ「グルタチオン」
アボカドの注目したい解毒成分は、グルタチオン。このグルタチオンは、肝臓が様々な毒素を解毒する時に発生する酸化物の害を抑えます。さらにグルタチオンは、強力な抗酸化作用があり、肝臓を守ってくれるのです。
「グルタチオンとは」
グルタミン酸、システィン、グリシンの3つのアミノ酸が結合されたもので「毒出し」に重要な働きをする成分。
アボカドの毒だし効果で代表的なのが、便秘解消と利尿促進。アボカドは、以外にも食物繊維が多く、アボカド半分で納豆1パックと同程度の食物繊維が摂取できます。他にもカリウムも多く、それは果物の中でもトップクラスです。
毒素が尿や便と一緒に排出されると同時に、むくみや、便秘も解消!ダイエット効果も期待できるというわけです。毒出しの要となる器官は肝臓ですが、アボカドを食べることによって肝臓が強くなり、毒出しの力を高めるのです。アボカドの半分だけでも充分に解毒効果が期待できますよ!
アボカドの栄養で注目したいのが「ビタミンE」
ビタミンEとは、いったいどのようなビタミンなのでしょか?
1922年に発見されたビタミンEは、カナダのエバン・シュート博士が3万人にもおよぶ心臓病患者をビタミンEで治療しました。その他、脳卒中、動脈硬化、高血圧、血栓静脈炎、関節炎、糖尿病、火傷、老人ボケなどにもビタミンEを使って治療したと発表し、世界中が大騒ぎになったそうです。それ以来ビタミンEは、成人病予防や老化の防止などの目的で医学者から注目の的になっているのです。
ビタミンEには、老化防止とか細胞の若返りとか、いろいろな効果が期待されているのですが、その秘密がビタミンEの抗酸化作用なんです。
老化の指標ともいわれているリポフスチン(過酸化脂質とタンパク質が結合してできた色素の一種で、いわゆるしみや白髪の元)。ビタミンEは、このリポフスチンができるのを防いでくれるのです。細胞の老化を防ぎ、若さを保つためにはビタミンEが絶対に必要なのですね!
育ち盛りのお子さんにも!
トリプトファンやリジンなどの、成長期の子供に欠かせない必須アミノ酸もアボカドには豊富に含まれています。そのため、スポーツ選手にもおすすめ!疲労回復に最強の食材です。
アボカドは美容に最高!
アボカドはビタミンEが豊富ということですが、ビタミンEと言えば…
そうなんです!女性の強い味方!きれいになります。美容・美白にもとても効き目がありますよ。
多種類のビタミン・ミネラルを豊富に含んでいますので、栄養失調の改善に推奨することができるフルーツです。潰瘍を患う人にも、喜んで食べることの出来る食べものです。小腸や結腸の炎症に悩む人が無理なく摂取できる上に、症状を改善してくれるパワーがあります。
便秘や不眠症、不安でイライラ神経質症の改善にもパワーを発揮します。アボカドはオレイン酸を含みますので、高血圧症や動脈効果症などの生活習慣病が危険な状態まで進行してる人の体質改善にも効果が期待できます。その他にも成長期に必要な栄養素が入っています。
デトックス効果抜群!アボカドディップの作り方
アボカドを勧めるあれこれを書き連ねましたが、本当にとてもおすすねです。お体に合わせ、ぜひアボカドを楽しんでみてください。
「アボカドディップのレシピ」
いろいろ混ぜてみても美味しいですが、今回はこの材料で作ってみました。
【材料】
- アボカド 1個
- レモン 半分絞って
- クリームチーズ 50gぐらい
- 荒挽き塩コショウ
アボカドをディップにすれば、何にでも使えます。パンにのせてもお肉や魚を焼いた上にでも、玉ねぎやパセリなどをみじん切りにして入れたり、色んな料理ができます。
アボカドディップをぜひお試しください。アボカドは栄養もバランスよく、デトックス効果も抜群です!
この記事の監修者管理栄養士亀崎智子 (かめざき・さとこ)「食べ方」と「出し方」をお伝えするかめごはんの料理教室を主宰。昔ながら季節の手仕事や発酵食品、オーガニック食品などの取り入れ方が得意。マスターファスティ[…]