梅ジャムを瓶詰め

梅ジャムのつくり方と本格的な瓶詰め方法!煮沸、脱気、殺菌処理ポイントは?

梅が旬の時に作っておきたい梅の保存食。梅干、梅酒などの定番のものから、先日ご紹介した梅の焼酎煮、梅煮。小さいお子さんから年配の方まで楽しんで頂けますよね。

そして、旬の季節の果物を保存できるジャム作りもおすすめです。ヨーグルトソースやもちろんパンにつけても、お料理の隠し味にも!自分で作る手作りのものは新鮮で安全ですよ。

完熟した黄色い梅ジャム作り・レシピ

熟成した黄色梅

材料

  • 黄熟梅 1kg
  • グラニュー糖または砂糖 300g好みで400gでもいいです。(青梅だったら砂糖は700gぐらい使う方が甘味がちょうどいいようです)
  • ハチミツ お好みで50ccぐらい(はちみつはなくても大丈夫ですよ)

作り方

梅は洗って、たっぷりの水に一晩つけてアク抜きをします。ざるに上げてヘタを取り、ホウロウ鍋に梅を入れ、梅がかぶるくらいの水を入れて煮ます。梅がやわらかくなったらざるに上げて水気を切ります。種を取り除き(種は自然に取れますよ)、潰すだけでいいです。(裏ごしすればなめらかになります)

グラニュー糖を鍋に入れ、木杓子でかき混ぜながら弱火で煮詰めます。アクはていねいに取り除きましょう。程よいかたさに煮詰まったら、仕上げにハチミツを加えて混ぜて出来上がり。

本格的な瓶詰め方法 煮沸・脱気・殺菌処理のやり方

ジャム作りをする時、保存する瓶はよく煮沸して下さい 。蒸し器に入れて瓶を煮沸してもいいですよ。

ポイントは、瓶が熱い内に熱いジャムを入れること!そして脱気と殺菌処理です。

煮沸した瓶に出来立てのジャムを入れて軽くふたをしてまた蒸し器にいれます。加熱することによって瓶の中に残った空気を膨張させ希薄にさせます。(ジャムの温度を上げることで殺菌も行うわけです)その状態でふたをぎゅっと締めて減圧状態にします。ふたをぎゅっと締めたら、今度は瓶を逆さまにします。30分間逆さまにすることで瓶の中に残っている耐熱性の微生物は生きることが出来なくなります。

これで脱気・殺菌処理もOK!

ふたを開けなかったら保存は長期間大丈夫です。キレイにふきあげて冷暗所に保存します。これで手作りのジャムの出来上がり。

ふたを開けない限り腐敗しません!旬の果物などを長く美味しく楽しんで頂けます。ふたを開けましたら長期保存はできません。清潔なスプーンを使い早めにお召し上がり下さい。旬の物を保存して頂くのはとても贅沢ですね。

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