おでん写真

おでん種をひと工夫して栄養バランスを整えます!

おでんが美味しい季節になりました。全国各地とっておきのおすすめの種がありそうですよね。我が家流のこだわりも!

 
研究員 絹子
今回は、栄養バランスを考えたおでんの食べ方についてご紹介します。

おでんを美味しく作るコツは?

我が家では昆布だしで作ります。コクが出るようにすじ肉も入れます。特にかわり映えのある種はないのですが…。

お芋は入れられますか!?我が家では、セレベスという里芋(大きい里芋)を入れます。煮崩れしないでほくほくしてとても好きです。

これからおでんがとっても美味しくなる季節。週末に作っておけば遊びに行っても、帰ってくると夕食は美味しい「おでん」で手間いらずです。

おでんを美味しくつくるコツ

おでんが美味しい季節

火が通ったら、ぐつぐつと音がしないように弱火でコトコト煮ていきます。我が家では大きな鍋で作って、食べる時は、卓上用に土鍋にいれて食べやすくしています。

大根・こんにゃく・セレベス等の野菜は下茹でします。下茹ですれば、短時間で味が素材に浸み込みます。厚揚げや油揚げなどは、熱湯をかけて油ぬき下処理すれば、だしが濁らずきれいに出来ますね。おでんは一度冷めるとまた味がしみこんでいきますから早めに作って美味しく頂きましょう!

だしを利かせて薄味に仕上げましょう。薄味にすると、おでん種のおいしさが引き立つようになります。

「おでん」は煮込んでいるうちに、だしとおでん種の旨味が絡み合って美味しいですよね。味の決め手になるのは、なんといっても練り物です。練り物を何種類か組み合わせ、だしの相性と合せていけば、美味しい「おでん」になりますよ。*塩分のとりすぎに注意しましょう。

おでん種ひと工夫で栄養バランスを整えます

練り物には、「鰯つみれ」

つみれに使われている鰯には、エイコサ・ペンタ・エン酸(EPA)と、ドコサ・ヘキサ・エン酸(DHA)が豊富に含まれています。さらに鰯にはカルシウムと、カルシウムの吸収を助けるビタミンDが含まれています。青魚に多く含まれる不飽和脂肪酸のEPAとDHAにはコレステロールや血栓の予防に効果的です。脳の活性化にも。

この不飽和脂肪酸の体内での酸化を防ぐために、ベータカロチン・ビタミンC・ビタミンEなどの緑黄食野菜や生姜などを組みわせるのがおすすめです。

おでん種ひと工夫!副菜を頂きましょう

にんじんをちくわに詰めたり、油揚げを袋にし、ほうれん草やにんじんを詰めるのもおすすめです。また、おでんと一緒に食べる副菜として、青菜のお浸しやごま和えなどを添えたりしてもいいですね。

みなさんの「おでん」のひと工夫で会話もまたはずみそうですね!

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