暑い夏が始まりました。夜はしっかりと睡眠とられていますか?
体内酵素は夜につくられます。体のあちこちの臓器の修繕も夜に行われますので、夜はしっかりと体を休めてあげることが大切です。それが熱中症対策にもなります。
そして、体調管理には栄養バランスの取れた食生活が大事です。今回は、腸内環境を整える発酵食品「ぬか漬け」についてのお話です。
発酵食品は腸内環境を整えて、免役力アップにつながる
和食には発酵食品が使われていることが多いですね。私たちの身の回りの発酵食品のあれこれは、
お味噌、お醤油、漬物、ぬか床、塩麹、甘酒、米酢、黒酢、納豆、キムチ、イカの塩辛、チーズ、ヨーグルト、鰹節…
数えきれないほど、多いですね。味噌や醤油などは麹菌の働きでたんぱく質が分解されていますので、アミノ酸が豊富で、すぐに吸収されて即戦力になるそうですよ。
発酵食品は腸内環境を整えて、免役力アップにつながります。
免役をコントロールする中心的なものは白血球の一種「リンパ球」です。リンパ球の60~70%は腸内に!
発酵食品を食べることで腸内の善玉菌を増やし、それによって腸内のバランスが整います。
食事に取り入れやすい発酵食品は「ぬか漬け」
毎日のお食事に取り入れて頂きやすいものは、やはりお漬物ですね。春からつくってきたぬか漬けも少しは美味しくなってきたかな~。
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美味しいぬか漬けは、ぬか床つくりからです。
ぬか床の表面の空気にふれた部分は酸化して少し変色しますので、ぬか床はあまりかき混ぜすぎないほうがいいです。ざっくりと掘り起こすように全体をざっくり混ぜる程度で。ぬか床のおき場所は、夏は涼しいところ。冬は暖かいところに。適温は25度ぐらいいいです。
ぬか漬けには植物性乳酸菌が豊富
植物性乳酸菌は、野菜や米の発酵したものに生育しています。日本人の伝統食である、味噌、しば漬け、すぐき漬け、ぬか漬けなどに多く含まれています。 「腸内環境」の改善を身近な素材でも意識したら食卓にすぐにのぼれる品々です。
植物性乳酸菌は、 酸やアルカリ、温度変化にも強く過酷な環境状況でも生きつづけ、生きたまま腸に! その「強さ」が植物性乳酸菌の人気なわけです。
腸に行き届いた乳酸菌は、乳酸を放出し、腸内を弱酸性の環境にします そして、弱アルカリ性を好む悪玉菌が抑制され、腸にすんでる善玉菌を増やします。
いろいろ夏野菜のぬか漬けチャレンジ
かぼちゃ、ジャガイモ、ミニトマト、オクラ、大根、昆布、きゅうり、なすび、パプリカ
じゃがいも、かぼちゃは固ゆでにして漬けました。今回は夜に漬けて朝取り出しましたが、パプリカの色もミニトマトもきれいです。
これだけの種類がそろえば食感を楽しめますね。夏野菜はぬか漬けにあうものばかりです。
すっぱくなった漬物はピクルスなどとして利用しても、ドレッシンなどに刻んでいれてもいいですね。
前回、レンコンのすっぱくなったものをゴマ油で炒めるのもなかなか美味しかったですよ。
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山芋とミョウガのぬか漬け
山芋の食感がシャキシャキしてとっても美味しいです。ミョウガもほんのりぬか漬けの味がしみて冷奴にのせても美味しいです。
昔から愛されてきたぬか漬けには、しっかりと健康な体になるわけがありますね。
みなさんも暑い夏、体調管理のため、ぬか漬け作りに挑戦してみるのはいかがでしょうか。