今年も皆様には大変お世話になりました。お客様のご健康、笑顔が私たちの何よりの喜びです。
お正月には楽しみのお餅。あんこ餅やお醤油につけて頂いたり、お雑煮はそれぞれに家庭の味があって、家から離れてるご家族も「このお雑煮」を食べに帰ってきたよと。お正月にはかかせませんね。
もち窒息事故を起こさないために
毎年、お餅をのどに詰まらせてしまうという事故が起きてしまいます。自分は大丈夫だろうという油断は大敵です。「飲み込めそうだ」という油断です。
私たちは、食べ物を飲み込むとき、よく噛んで細かくかみ砕いてから、それを唾液と一緒にもう一度塊にして飲み込みやすくしています。しかし、お餅はもともと塊なので、まとまりにくさや飲み込みにくさを感じることが少ないのです。
しかし、お餅はかんでもかんでもなかなかかみ切れないので、大きな塊のまま飲み込んでしまいがちなってしまうんです。
つまり事故を防ぐためには、お餅を食べるときに「のどに詰まってしまうかもしれないと常に意識すること」が、とても重要なのです。
さらに、事故を減らすためには「もちを薄く小さく切って食べること」
もちの厚さを半分にすると、大きな塊のまま飲み込んでしまう危険が減ります。
お餅をのどに詰まらせないためには!
- 少しずつ食べる
- よく噛む
- 口の中を湿らせる
- おしゃべりしながら食べない
お餅がのどに詰まってしまった時は、まず次のような応急処置を!
- せきをさせる
- 背中をたたく
- 指でかき出す(無理はしないよう注意)
- 腹を上方に圧迫する(身体の弱いお年寄りや小さな子どもには、力が入りすぎないよう注意)
*掃除機は、のどの粘膜や肺を痛める可能性があるので、注意が必要です。
(ためしてガッテン参照)
小さいお子様やお孫さん、高齢の方、私たち自身も「意識して、よく噛んで食べる」という事を充分に気をつけましょう。そして、お正月のお餅をぜひ楽しんでください。