皆さんは毎日どんな食事を摂っていますか?
食べたものを書き出すと意外と食べ過ぎていたり、偏っている食事の傾向が分かることもあります。こういう食生活を続けていると、カロリー過多はもちろん炭水化物や脂質の摂りすぎ、ビタミン・ミネラルの不足、そして何より深刻な酵素不足に陥ってしまいます。
体内のビタミン・ミネラルが不足してしまった体を補うため、旬の果物・野菜を美味しくしっかりと頂きましょう。
今が旬のいちじく
いちじくの旬は、夏の8月頃から10月までなのでまさに今が旬の果物です。
いちじくの食べごろは、切り口が乾燥していないもの、実の赤紫色が全体的に均一で、しなびていないもの。 果頂部が割れて、中が少しのぞいているくらいが、熟していているようですね。完熟のものを選んでいただきましょう。いちじく美味しく食べるには、直前の1~2時間前に冷やして食べると美味しいです。たくさんある場合は皮をむいて、冷凍して自然解凍で食べてください。
いちじくの皮の剥き方は、ぴょこんととんがってる部分をバナナの皮をむくようにむいて、白い実の部分がきれいに出てきたら丸かじり!
いちじくの栄養は
いちじくは、不老長寿の果物と言われるほど、栄養価や薬効が高い果物です。
いちじくに含まれているペクチンという食物繊維は、腸の働きを活発にします。夏の疲れでお通じが気になる方にもとてもいい果物になりますね。未熟な実を食べると、胃が荒れることもありますので、完熟いちじくを楽しみましょう。
いちじくは、お酒を飲んだ後に食べると、二日酔いになりにくいです。たんぱく質を分解する酵素も含まれ、消化を助け胃の負担を軽くします。特に、肉や魚類などのたんぱく質が多い食品をたくさん食べた後に、いちじくを食べると胃のもたれがなくなる効果もあります。いちじくは美容にも、炎症などを抑える働きも、喉の痛みまで良くなるほど、栄養効果が高い果物です。
毎朝酵素たっぷりの果物は摂られていますか?
人間の消化能力には限度があります。食べすぎの状態が続くと慢性的な消化不良を起こし、体内の消化酵素が大量に使われるために代謝酵素として働けなくなります。代謝酵素不足や新陳代謝が悪くなってしまうと、血行が悪くなり肩こりや頭痛も起きやすくなり、体のあちこちに不調がおきることになります。
血液の汚れは、消化不良が最大の原因です。血液の汚れで人間の体を健康に維持するための栄養や吸収、要らないものを運ぶ排泄作用がうまくいかなくなってしまいます。その結果、浮腫み、痛み、コリ、しびれ、体の冷えなどが起きてしまいます。そしてさらに放置すればあらゆる病気の元凶になります。
そんな血液が汚れないための食事は、
- たんぱく質や脂肪は質のいいものを適量に摂る。
- 砂糖が多く含まれる菓子は控えめに。
- 肉や魚の動物性たんぱく質を摂ったらその2倍以上の野菜や果物を食べる。
- 体に悪影響を及ぼすトランス型の油はさけて植物性のものをバランスよくとる
- たんぱく質分解酵素が多く含まれるものとして、いちじく、キウイ、パパイヤ、パイナップルなどを摂る。
こういった食生活や習慣の見直しで血液がさらさらになってきて、不思議なほど体に元気が戻ってきます。
現代の果物や野菜たちは・・・
昔に比べ、果物や野菜に含まれるビタミン・ミネラル・酵素は減少していると言われています。農薬と化学肥料で育てられた果物・野菜たち。見た目には美しくなり、一年中食べられるようになったのですが、土壌に含まれる良い成分や微生物は失われ、野菜に含まれる栄養素は10分の1以下に減少しているとも言われています。私たちは、こんな状況も意識して体に必要なビタミン、ミネラルを摂取していかなければならないです。酵素たっぷりの生活をぜひ心がけて頂きたいです。自分の体は日々のお食事で変える事ができますよ!
今いちじくが店頭に美味しそうに並んでいます。朝からの果物、酵素と補酵素をたっぷり摂り、ビタミン・ミネラルをしっかり補って代謝をあげていきましょう。元気な秋に!そして秋の味覚を楽しみましょう。