皆さんは「酵素ご飯」をご存知でしょうか。「酵素ご飯」は、メディアでも多数紹介されて健康食としてかなり人気ですよ。
酵素を主食でとれるのは、とても魅力的です!簡単に作れますので、ぜひ「酵素ご飯」に挑戦してみましょう。
今回は、酵素ご飯の栄養効果と作り方についてご紹介します。
酵素ご飯の栄養効果
酵素のはたらきは命にも関係するという事を理解してほしいです。
酵素は体の中のお掃除もやりますし、代謝も高めます!
■ 酵素ご飯
酵素には、糖質を分解するアミラーゼ、たんぱく質を分解するプロテアーゼ、脂肪を分解するリパーゼなどがあります。
玄米に含まれる酵素を活性化させることで消化吸収を高めてくれます。
3日間以上60℃前後で保温することで、酵素が活性化し、発酵のいい状態で酵素ご飯が食べられます。
■ 体内酵素が活性化すると
新陳代謝をよくし、便秘も改善されてデトックスしやすい体質になります。
体内には食物の消化を助ける「消化酵素」や、吸収した栄養を体の中に届けたり、免疫力を高める「代謝酵素」などがあります。
体内でつくられる酵素には限度があります。そこで、食事から酵素をたっぷり摂って消化を助けると、体内の酵素をあまり使わずに済み、内臓の修復や細胞の生まれ変わりなどに酵素が多く使われ、酵素がとても活躍するわけです!
腸内環境を整え、代謝をよくして美肌をサポートするビタミン・ミネラルなどが豊富な玄米。
これを発酵させて活性化した酵素ご飯!消化吸収がパワーアップです。
玄米の嬉しい栄養
■食物繊維
玄米には、なんと白米の約9倍もの食物繊維が含まれています。
食物繊維は便秘の解消に効果的であることはご存じですよね?
だけど、それだけでなく体内の余分なコレステロールや糖分、発ガン物質などの有害物質の排出を促してくれる効果もあるんです!
日本人の食物繊維の所要量(目標摂取量)は1日あたり20~25gとされています。
実際の摂取量は、平均でそれより5~10g不足しているといわれますので、毎日食べるごはんを白米から玄米に変えるだけでも、その不足分を十分に補える計算になります。
■ビタミンE
ビタミンEは「若返りのビタミン」ともいわれています。
ホルモンの分泌を促したり、抗酸化作用によって血管の老化を防いだり、血行を良くするはたらきがあります。
■ビタミンB1
ビタミンB1は、体内で糖質(デンプンや糖分)をエネルギーに変えるのに不可欠な成分です。
これが不足すると糖質を効率よくエネルギーに変えることができません。イライラや疲れやすさといった症状もあるようです。
また、糖質がエネルギーに変わりにくいということは、余分な糖質を脂肪として体に溜めて肥満になりやすくなるともいえます。
それを思えば、玄米一つで糖の消化吸収を高めるビタミンB1も摂れるわけですから、最高ですよね~。
そのほか白米に比べて、玄米はリン、鉄、カリウム、マグネシウム、亜鉛といったミネラル類も豊富に含んでいます。
中でも、カリウムは体内のナトリウム(塩の主成分)の排出を促すはたらきがありますので、高血圧が気になる人方には嬉しい栄養素でもあります。
酵素ご飯の作り方
今回、ご紹介する酵素ご飯は、炊飯器で簡単に作れます!
保温して3日目からもちもちになりますよ。私は1日目から食べてますが…。
玄米・小豆の栄養も豊富に摂れます。さあそれでは作り方のご紹介します!
材料がそろえれば、簡単です。材料は「玄米と小豆と天然塩のみ」で作ります。
「玄米3合の場合」 ・玄米3合 ・小豆30g ・天然塩 小さじ1(小さじ半分でも)
「玄米5合の場合」 ・玄米5合 ・小豆50g ・天然塩 小さじ1杯半(小さじ1でも)
塩加減や小豆は好みの分量を探されたらいいと思います。
手間なことと言えば、8分間、右回りにゆっくりと泡だて器で混ぜること!
私は炊飯器に材料を全部入れた後、8分間右回りにゆっくりと泡だて器で混ぜます。かき混ぜる事で水が濁りますが全然問題ありません!
玄米をかき混ぜることで外皮が取れ、栄養を効率よく摂ることができます。
水加減を合わせた後、炊飯器の「玄米炊き」に合わせてスイッチオン!(小豆を入れた分、水加減は心持ちちょっと多めに)炊き上がる時間は、白米よりかなり長いです。
炊き上がった後は、保温状態で三日目ぐらいから香ばしく、もちもちとしたご飯になります。酵素ご飯の出来上がりです。
この酵素ご飯を食べ慣れたら毎日でも食べたくなるかもですよ~。もちもちで美味しくて小豆の栄養もしっかり摂れます。
玄米酵素ご飯はとても魅力的な主食です。ぜひ挑戦してみてくださいね。