「さつま芋とゆずの甘煮」は、胃腸にとてもやさしくて風邪予防・免疫力アップも期待できます。しかもお通じにも最高!
今回は「さつま芋とゆずの甘煮」の効果やおかずだけでなく朝一杯の手作りジュースのレシピまでご紹介します。
「私は便秘しないし…」と言われる方もぜひ作って召し上がってみてください!違いがわかりますよ。
病気にならない身体作りには、腸内環境を整える
風邪をひかない身体を作るために、大きな病気にかからないために、日頃からの意識が大切です。運動やストレスを抱え込まないような生活。睡眠もしっかりと。
冬はまず風邪をひかないように気を付けて頂きたいです。風邪は万病のもと。風邪をひかれたら、しっかりと治すことが大切です。甘く見てはいけません。免疫力が落ちている時にはいろんな病気を起こしかねません。
一般的に、ウィルスは小腸や大腸の中に住み着いて活動します。腸の中はウィルスのエサになる悪玉菌が優位になりやすい環境だからです。
腸の中で善玉菌が優位な時なら、病原菌やウィルスを攻撃してくれます! しかし腸内で腐敗するような食品ばかり食べていると悪玉菌ばかり増えてしまい、免疫力が弱くなります。腸内で悪玉菌が増えると便秘になるだけでなく、風邪を長引かせる原因にもなってしまいます。
消化の悪いものは気をつける、酵素を含むものを食べて腸内環境を整える
焼肉やトンカツなどの消化の悪い食べ物や、砂糖をたくさん使ったお菓子、 酸化した油を使ったスナック菓子など要注意です。
消化の悪い物を食すれば酵素が大量に消費されます。本来ならスムーズに消化できる食べ物まで処理できなくなります。これでは体内の酵素の無駄使いに。消化が悪い物の食べ過ぎに気をつけた上で、野菜サラダなどで酵素を補って消化不良を防いでいきましょう。
胃の調子を気遣うことも予防にとても大切です。
胃の調子を整えるには「さつま芋とゆずの甘煮」がおすすめ
さつま芋の栄養効果
イモ類の中で最もビタミンCが多く、そのビタミンCは熱を加えても壊れにくいのが特徴です。また、ビタミンEやカリウム、βーカロテンを含み便秘を解消してコレステロールを取り除く食物繊維が豊富です。
「ヤラビン」という成分を含んでいるのでさらに便通を促します。ヤラビンとは、さつま芋を切ったときに出る白い樹脂の成分です。
糖質を29%含んでいますが、アミラーゼというデンプンを糖化する酵素があるので、加熱すると一段と甘味が増します。ビタミンB1も含んでいますので、糖質の代謝を助けるはたらきがあります。 また、滋養強壮の作用にも!体がだるいときや食欲不振のときに効果的です。
さつま芋とゆずの甘煮を使ったジュース
- さつま芋とゆずの甘煮 大さじ2杯
- プレーンヨーグルト 大さじ2杯
- りんご 1/4
- 牛乳 100cc
- 仕上げに酵素飲料を少し
排便力を高めるには
便秘について
便秘は大腸がんをはじめ、乳がんやアルツハイマー病、認知症、自己免疫不全症など多くの病気の発症と関係しているのだそうです。
便秘になると、便が腸の中で腐り、善玉菌が減って悪玉菌が増えます。悪玉菌から出る活性の高い有害物質は大腸にはたらきかけ、大腸がんをはじめとする大腸疾患を起こすそうです。また、それらは大腸粘膜に吸収され、血液に溶け込み体全体にいきわたり、体全体の機能が低下して病気を引き起こします。
便秘は万病の元といっても過言ではありません。
その対策として「排便力」を高めるには
- 便を作る力(便の材料となるものを食べる)
- 便を育てる(腸内の善玉菌を増やす)
- 便を出す力(便を押し出すための筋力をつける)
「3つの排便力」が必要です。さつま芋とゆずの甘煮に甘味を加えるときは、はちみつやオリゴ糖などを加えればさらに整腸作用がありますのでパワーアップです!
さつま芋とゆずの美容効果
さつま芋は、悪玉菌が出す有害物質を吸収して体外に出すはたらきもあります。ビタミンCも多く含んでいるので、美肌効果はもちろん、善玉菌を活性化させたり、腸の粘膜を丈夫にするなどのはたらきもあります。
そして、さつま芋とゆずの皮には水溶性食物繊維が豊富に含まれています。腸内で水分を抱え込んでヌルヌルとしたゲル状成分として、有害成分を吸着して排泄させます。
さつま芋とゆずは、おかずでもジュースでも体によいことだらけです。皆さんもぜひお試しになってください。
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