「免疫が落ちると…」と言う言葉をよく聞いたことがあると思います。
「免疫が落ちると口内炎がでるのよね」「疲れが溜まると目が充血したりものもらいがよくできる」「睡眠不足が続くと咳がでちゃうんだよね」など…
みなさんもこのような経験があると思います。
今回は、免疫が高ければ体にどんな効果があるのかについてご紹介します。
「自然免疫」と「獲得免疫」
免疫には「自然免疫」と「獲得免疫」とがあります。
自然免疫は、生まれながらにして持っている免疫
獲得免疫は、病原体に感染することでだんだんと身につく免疫
ある人は年に何回も風邪をひいてしまう、でもある人はまったくひかない。これは自然免疫の差が出ているのではないでしょうか。
自然免疫でカバーしきれない、血液中に流れている毒素や小さな病原体や細胞の中に入りこんだ病原体などに対しては獲得免疫が対応してくれます。
しかし、自然免疫は全てに対応しようと頑張ってくれますが、獲得免疫は、一度獲得したものにしか反応しません。
どちらも高めてこそ免疫力アップ!ということになりますね。
免疫力が高ければどんな効果がでてくる?
- 風邪やインフルエンザのウィルスが侵入しないようにガードし、かかったとしてもすばやく攻撃し、悪化させません。
- 傷口から侵入しようとする最近をブロックし、化膿を防止し、皮膚の再生を促して傷を早く回復させます。
- 食べ物と一緒に侵入しようとする最近にバリアを張ったり、攻撃を仕掛けて食中毒を予防。 お腹の調子をキープします。
- 雑菌やほこりを肌に寄せつけず、体内からも毒素を排出します。ニキビや吹き出物が出来にくくお肌はピッカピカになります。
- 全身の粘膜を丈夫に保つことで、細菌の侵入を阻止します。のどの腫れや結膜炎などのちょっとした不調を防ぎます。
- 異物に対して、アレルギー症状をおこしにくくします。
- 発がん性物質に早めに対応したり、がん細胞を初期のうちに排除して、がんのリスクを減らします。
- 病原体をらくらく退治できるので栄養を疲労回復に使えていつも元気です!病気にかかりにくいので、活動的に過ごせるのです。
このように免疫力が上がれば、私たちは快適に生活することができます!
免疫力が高ければ、病原体をらくらく退治して、栄養を疲労回復に使っていけるということです。常に免疫力のアップを心がけていれば、病気になりにくい体がつくれます!
免疫は腸でつくられる
免疫機能の7割は小腸で、大腸で1割が作られています。実に8割が腸に存在しているのです。小腸は、体の中にありますが外界と接しています。口や鼻の粘膜は、のどや気管支や呼吸器。
さらに食道、胃、小腸、大腸を通って肛門までつながってることを考えれば、小腸は外界と接していることになりますね。
腸は体内に必要な栄養を吸収する場所というだけでなく、外から侵入してくるあらゆる異物、病原菌、有害な物質が入り込まないように頑張ってくれています。
だからこそ、この腸の働きを高めることがとても大切なんです。
小腸の長さは7メートルほど。その粘膜の面積はテニスコートの約、1.5倍といわれています。それだけの大きさが必要なのですね。その腸が十分に活躍してくれるためには、腸内が善玉菌だらけになって活性化されます。
免役機能をアップするには、腸に善玉菌を増やして腸内環境をよくしていかなければいけません!酵素と食物繊維はとても必要なんですね。
腸にやさしい小松菜とリンゴのジュース
最後ですが、免疫を高める手作りジュースをご紹介します。
リンゴと小松菜のジュースですが、リンゴは、果糖やブドウ糖などの糖質のほかに、ビタミンC・カリウム・リンゴ酸などを含みます。
水溶性のベクチンが多いため、整腸作用、動脈硬化の予防などが期待できます。
小松菜はカロテン、ビタミンC、B群、E、カルシウム、鉄、リン、食物繊維が豊富です。
カルシウムはほうれん草の3倍と言われています。骨粗鬆症の予防にも効果的!
小松菜とリンゴをたっぷり使ったジュースいかがでしょうか。おすすめですよ。
朝の一杯のドリンクは体が大喜び!皆さんもジューサーでお試しください。